棚卸伝票に登録されたすべての明細情報を一覧で確認できます。
在庫差異の確認や、評価額の集計、棚卸確定、確定解除などの操作が可能です。
1. 基本情報の確認
- 画面上部には以下の情報が表示されます。
伝票番号:該当する棚卸伝票番号
拠点:棚卸を行った倉庫・店舗名
棚卸日付:棚卸伝票日付
棚卸上代合計金額:上代の合計金額
評価額合計金額:評価額の合計金額
登録在庫合計数:明細行に登録されている登録在庫の合計点数
ステータス(画面上中央):確定済/未確定など、棚卸伝票の状態
2. 棚卸明細の入力
- 棚卸伝票を作成すると、初期画面には該当拠点の全在庫レコードが表示され、
「現在庫」の値がそのまま「棚卸在庫」として反映されます。
- その画面上で内容を確認しながら、棚卸日付時点の実在庫数を、
棚番ごと・商品ごとに「登録在庫」欄へ入力していく形となります。
- 明細を追加する場合は「+追加」アイコンをクリックし追加し、商品情報を入力します。
棚番:商品が登録された棚番
JANコード:商品のバーコード情報
品番・品名:商品情報
カラー/サイズ:商品のカラーサイズ情報
現在庫:確定後にシステム上の在庫数が自動表示します。
登録在庫:棚卸日付時点の数量を入力
上代:商品の上代(定価)情報を自動表示します。
評価額:任意入力。初期表示では商品マスターに紐づく評価額を自動表示します。
評価レベル:任意入力。評価グループや分類などの内部指標。
登録日時:各棚卸明細の登録時刻
3. 詳細検索
- 「詳細検索」ボタンをクリックすると、以下の項目での絞り込みが可能になります。
ブランド、品番、品名
JANコード、棚番、評価レベル
カラー名、カラーコード
サイズコード、サイズ名
4. 明細を削除する
-
一覧画面で削除したい明細のチェックボックスをオンにします(☑️)。
-
画面上部の「🗑️(削除)」ボタンをクリックします。
-
確認ダイアログが表示されるので、「OK」をクリックすると削除されます。
⚠️ 一度削除した明細は復元できません。慎重に操作してください。
5. エクスポート
-
明細を選択後、画面右上の「📄(エクスポート)」アイコンをクリックすると、CSVなどの形式でデータを出力できます。
6. 確定・下書き保存・確定解除
-
確定:棚卸伝票を確定することで、「登録在庫数」が棚卸日付時点の在庫として更新されます。
なお、確定解除を行っても、在庫数は元の状態には戻りませんのでご注意ください。 -
下書き保存:内容を一時保存します(未確定)。
-
確定解除:伝票の確定を解除し、編集可能な状態に戻します。ただし、確定解除を行っても、在庫
数は元の状態には戻りませんのでご注意ください。
7. 注意点
- 棚卸日付を過ぎてから伝票を確定した場合、システム上では棚卸日付以降のトランザクションを加味して現在庫が計算されるため、現在庫と棚卸在庫の数値が一致しない場合があります。
- 棚卸日以降に発生したトランザクションの内容を確認されたい場合は、「入出荷履歴」画面よりご確認いただけます。
「入出荷履歴」について詳しくはこちら。
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